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丁寧なモノづくり

モノづくりにとって何が大切でしょうか。人によっていろいろな考えがあると思いますが、木を扱う私にとって大切なのは、「木」を丁寧に扱うことです。
どんな素材にも特徴があります。「木」という自然の素材にいたっては、とても興味深く飽きないところがあります。そのひとつは「木」にはいろいろな種類があって、個性が豊かなことがあげられます。日本には地域によって様々な樹種が生息しています。また同じ種類であっても環境によって個体差があり、木目や色、質感が違うことがあります。
個性豊である「木」を雑に扱うといいモノはできません。それぞれもっている特徴をよく考え、よく観察しながら加工しなければ、いいモノはできません。「木」としっかり会話して仕事に取組み、質のいい品をつくることが丁寧なモノづくりだと考えています。
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