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やさしい手触り
日本では太古の昔から「木」という素材を使い続けています。家屋、家具、建具などから、農具といった道具まで、幅広く私たちの生活にかかわっています。
みなさんの身近にある「木」はどんなものですか。
身近な例としてお箸を取り上げてみましょう。お箸は日本をはじめとするアジア圏内で使われている道具ですね。日本のお箸といえば、「木」できたものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
最近ではプラスチック製のお箸をよく見かけるようになりました。小さいお子さんのお弁当をみても、かわいらしいプラスチック製のお箸が目立ちます。食洗器で使えるなど、お手入れのことを考えると、確かにプラスチック製はとても便利です。
しかし、手に持ったの時や口に入れた時の感覚は「木」とプラスチックでは大きく違います。もちろん個人的な好き嫌いはありますが、「木」はとてもやさしく、握りやすいです。そして、料理がよりおいしくいただける風情があります。

幸せの気持ち
デジタルな現代社会で、お子さんには小さい時から「木」に触れていて欲しいと私は願っています。「木」のやさしい触り心地には、人工素材にはない自然の感触があります。
小さい頃からこの感触を体験的に知っていると、大人になっても体が覚えています。理屈ではなく、「木」という自然素材の良さを体が感じ、幸せな気持ちになれるのです。
幸せな気持ちになれると、人は心に余裕がでてきます。そして他人にも自然環境にもやさしい気持ちになっていきます。「木」という素晴らしい素材でつくられたリトルエメラルドのおもちゃを、ぜひ体で感じて欲しいと願っています。

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